このサイトのFF IVサイドの理想と現実

「好き」を連発するだけのページは作りたくない。
いきなりすごいセリフから始まりましたが、本気でそう思っています。
すでに「ファン(狂信者)」というだけの熱狂性を持っていないのも理由の1つですが、それ以上に「連発せんでも、見れば好きだってのが判る」サイトにしたいというのがあって。

それにしても、我ながらずいぶんと構造主義に走ったサイトだと思います。
当初、大学端末で運営していた頃は「知らない人にFF IVを紹介する」という雰囲気でした。てっとり早く言えば「キャラ紹」のセシルの「He in the Story」の部分だけ(笑)。
今はかなりマニアックなサイトになって、ファンにはそれなりに楽しめるのかも知れないけれど…「知らない人に紹介する」事はできないね。
ストーリー紹介もせんとモンスターの名称由来調査にかまけて良い物かどうか(笑)。
分析に偏り過ぎていて作品の雰囲気を伝えていないような、そんな気がしています。

その前に私が「作品の雰囲気」と思っているのはあくまで「私のイメージ」にすぎないんじゃないか、とか。
私のサイトなんだからそれでいいと思う部分と、「客観的に」個人意見に走らない方がいいと思う部分との対立とか。
今現在は公式資料に依存した運営なので、イラスト以外は「客観的」なサイトだと思っていますが、それでは運営者の個性が出ないんじゃないか、とか。

くだらん事でジレンマ抱えている不良管理人なのです(笑)。

2000.10.18 / written by Subaru Takeshima


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