EPISODE V:THE EMPIRE STRIKES BACK

帝国の逆襲

オリジナルは1980年作品です。

「冒険活劇」にロマンスの雰囲気と哲学的要素が加わりまして、旧三部作では一番人気の高いエピソードになっています。

前作の３年後という時間設定で物語が展開しますが……宇宙を股に掛けた壮大なるおっかけっこと言ってしまえばそこまでか（笑）。「ダース・ベイダーのテーマ」こと「THE EMPERIAL MARCH」 が初めて流れるという点が重要項目！。又、前作では漠然としか語られなかった「the Force」について哲学的な説明がなされるエピソードでもあります。

前作で逆転勝利を納めた反乱軍はホスVI 脱出戦において帝国軍に散々に蹴散らされてしまいますが、そんな中でも「第１陣、脱出成功！」の報に反乱軍兵士が一斉に歓声をあげる場面があって、悲劇的な展開の中で安堵できる思いです。R２と３POはいつもの通り♪ひとりぼっちが大嫌いなR２は雨の中背伸びしてまでルークの様子を見ようと頑張るし。

このエピソードでは幻影のベイダーのマスクの下にあった顔が自分自身の顔、という思わせぶりな演出が印象的ですが、1980年当時のファンはその後衝撃の事実を知らされるハメになりました。私は「それ」を既に知識として知ってしまっていたので「特別篇」の時に思いっきり「知らなければ驚けたのに！！」と悔しがったクチでしたが…。

しかし「THE EMPIRE STRIKES BACK」の何がすごいって、話が終わっていない！！（笑）
オリジナル版当時のハン・ソロのファンはあの状態で３年間の待機を余儀なくされたのか、と思うと心から同情します…そして物語は、続く。

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